Wednesday, December 13, 2017

答えは子供の絵の中に



答えは子供の絵の中に / 末永蒼生



10月に体調不良で休むことが多かったL。一人だとやらせやすいので、家でお絵かきをやらせていました。そこで、ふと子どもの絵の発達について調べていくうちに、絵に関する本にたどり着きました。残念ながらほとんどの本が紙の本で、Kindleですぐに読めなかったのですが、この本を見つけました。


私自身は、絵を描くのは得意ではなく、学校時代も工作や美術はあまり得意ではありませんでした。先生があまり好きではなかったのもあるかな。この本に出てくるアトリエに通っている子どもたちが羨ましいです。




絵を描くことは子どもにとっても大人にとっても、カラーセラピーになるようです。感情を吐き出せるセラピーになる。粘土で遊ぶことや手に絵の具を塗って押ししたり、というのもスキンシップと一緒でセラピーになるようです。カラーセラピーという点から、一緒に親子で書くことも、子どもの満たされた心を作り、親もカラーセラピーで落ち着く、一石二鳥。紙粘土もいいらしい。


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でも現実は、平日も週末も忙しくて、お絵かきや粘土をさせてあげられる時間がないのだけど・・・デイケアでもっとやらせてくれればいいのだけど!双子はデイケアでお絵かきしたりしてるのかしら?Nは、Lが休んでいる日に静かにお絵かきしていたらしく、お絵かきした紙をもらったけど。日本みたいにみんなで一緒にお絵かき、という時間はなさそう・・・。




そして、絵の色使い、構図などから、子どもの心がわかるそうです。この本のいいところは、実際の子どもたちが書いた絵がカラーで載っていること。その子どもたちがどういう環境にあったか、親が困っていたかなどの背景も書いてあります。



阪神大震災の後の子どもの絵にも変化がありました。震災直後はカラーも暗めだったり、絵にも不安が表れていたようですが、絵を描いたり工作することで、感情のはけ出し口があり、だんだんと心の傷も癒されていくのが絵にもわかる。



移し絵、塗り絵、色を楽しんだり、形に興味を持ったりなど、子どもがやりたくなる時期がある。この本では記述されていないけど、モンテッソーリでいう敏感期でしょうか。


こういう判断をするのは、様々なカラーがあり、様々な道具があり、自由に書ける環境があることが前提。ザラザラなクレパスを好むのは自分の体に不健康な部分があり悩まされているとか(喘息など)。


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2000年出版。子どもの絵は1990年代。ちょうど私が子どものころ。もっと最近の子どもたち(現代の子どもたち)の絵の観察してみたいです。私たちの世代と異なるのでしょうか。


21冊/年

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